今年3月に、気が散りそうなとき、頭の右前方の「気が散る時にもやもやする部分」が刺激されているような感覚があることに気づいた。
おそらくこの感覚はビジネス書とか簡単な脳の解説図とかに影響されたもので、実際に起こっていることではない。
たぶんこういう本の表紙などを見てイメージしているんだと思う。
難しいドキュメントや時間をかけて読み解く必要のある実装を読もうとするとき、最初の一息で気合を入れて読み始めるのだが、ちょっとした区切りがあったり2つ以上ひっかかる部分が続くと、頭の右前方の「気が散る時にもやもやする部分」が刺激されているような感覚がする。 そのまま体を感覚に任せておくと、なんとなく癖で手が動いてTwitterを開いたりはてなブックマークのホッテントリを開いたりしている。
難しいものとは別の「何か」を読みたいわけではなく、集中して読むことによる頭の疲れから逃避したい、どうでもいい日本語の情報を摂取したいという感じ。 シャトルランで走るのをやめるときの「こんな無意味に疲れることはしなくてもいい、本当はちょっと休んでまた楽しく走り出せばいいんだから」という感覚も近いような気がする。
なんとなく仕事中に飲みたくなる、記憶の中のコーヒーの味を求めている感じも似ている。
本当に脳のそういう部分があるとして、カフェインなど体に刺激があることが証明されている物質がそれを誘発していたら嫌なので、カフェインレスコーヒーを飲むようにした。
カフェインレスコーヒーは普通のコーヒーに比べて味が劣るというイメージだったが、このスタバのカフェインレスコーヒーは今まで飲んだものよりも段違いに美味しい。
STARBUCKS® MEDIUM ROAST | ディカフェ ハウス ブレンド
3ヶ月経って、この感覚(「気が散る時にもやもやする部分」が刺激されて「頭の中がかゆい」感覚)が前よりも薄くなったような気がしている。