10/9に青海の国際交流館で開催されたDevFestTokyo2017で、Women Who Go Tokyoコミュニティの代表として登壇しました。 1400人収容の大イベントで、「コミュニティのお祭り」としてたくさんのGoogle関連技術のコミュニティ、開発者の方が参加され、一日中大賑わいでした。
photo by @tnjさんわたしは@micchiebearさんといっしょに「Go徒然日記」というタイトルで発表しました。
なんと満員御礼!
photo by @tenntennさんプログラマ初心者として最初の言語にGoを選んでから、実際のプロダクトに導入するまでの1年間を振り返りました。 初心者がGoを学んだふりかえりはいつかまとめたいと思っていたので、いい機会に先輩のフィードバックも得ながらスライドにまとめられたのは幸いでした。
今回はgo-presentというgo-toolsに標準で入っているツールを使い、プレゼンテーションを作成しました。 開発ディレクトリでpresentというコマンドを打つことでにより、ローカルでサーバが立ち上がります。 ソースコードベースで資料作成ができるため、GitHubを使ってバージョン管理しながらみっちーさんと楽しくわいわいやりとりしました。
たくさんの方に聞いていただき、また「この発表を見に来た!」と言ってくださった方もいて大変うれしかったです。 これからGoを導入しようと考えている方のお役に立てば幸いです。
今回のDevFestでは様々なセッション/LT/ハンズオンが開催されましたが、特に興味深かったのはgolang.tokyoによるセッションです。 golang.tokyoはGoを導入している企業の方々がプロダクト開発での知見を共有するコミュニティです。
Goは最近どんどんプロダクトに導入されておりいつもイベントは大盛況なのですが、さらに今回はGoを導入している組織のCTOやリーダーの方4人による豪華なセッションでした。
印象的だったのが、「Go2に向けて」のお話でした。 最近よくブログなどで話題になる、Goにgenericsや例外がないことについてどう考えるかという話題です。
- 「バージョンの古いコードが安定して動くのは素晴らしいけど、新しい機能を試したい気持ちもわかる」
- 「immutableな読み込み専用の変数とかはほしい。constできる型はすごく少ないので」
- 「genericsはそんなに必要ない。3rdパーティライブラリではあると便利だけど、Goでは標準パッケージを使うので。」
- 「genericsはslice/配列に関してはあってもいい。よくsortパッケージで話題に上がるけど、確かに何回も構文書くのも大変なので」
- 「Goのシンプルさを壊さないようにしながら、他の言語との差を埋めてほしい」
など率直な意見が交換されていました。
色々なお話がありましたが、みなさん共通してGoogleのGo開発チームを信頼しているとおっしゃっているのが印象的でした。
songmuさん「Goは仙人のような人が作った言語」 #devfest_main
— そな太 (@sonatard) October 9, 2017
仙人「こうするといいのじゃ」
今回たくさんの活発なコミュニティを見て、 わたしもコミュニティ運営に参加する立場として、イベントを開催の準備をしたりハンズオン参加者の方へのフォローをしたり、たくさんの方の協力があってできることだと実感しています。 OSSを支える力を感じました。
わたしもGoコミュニティの勉強会で育てていただいたので、今後もボランティアスタッフやブログなどの形で貢献していきたいです、
周りのコミュニティの方ともこうして技術の話で交流していきたいな。
たくさんのボランティアスタッフ・スピーカーの方々、partner企業となっていただいたGoogleさま/メルカリさま/アプレットさま/富士通クラウドテクノロジーズ株式会社さまありがとうございました!
photo by @yujyasvaさん