『プロを目指す人のためのRuby入門』を読んだ

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去年の今頃発売された、伊藤淳一さん著の『プロを目指す人のためのRuby入門』を読みました。

転職してRubyを本格的に始める事になって購入し、前半を読み終えていったん寝かせること半年。計約一年かけて読み終えた感想です。

感想

わたしのようなRuby初学者にとって大変ありがたい本でした。

Rails初学者向きのよくまとまった本はいくつもありますが、Rubyについての本は意外となかったように思います。

わたしは故あって現在の勤務先に転職するまで業務で本腰を据えてプログラムを書いた経験が少なく、RubyはGoとともに深く学んだ最初の言語となりました。

わたしのような精通した言語を持たない初学者にとって、わからない人の気持ちに寄り添って書いてくださっている伊藤さんの文章は読みやすくありがたいものです。

この本を読み、サンプルコードを写し終えることで、忙しい業務の中では曖昧なままにしがちな言語仕様について学び業務に生かすことができました。 またRubyのよくある書きについても記載が豊富で、コードレビューでの指摘を理解するときなどに、この本で学んだことが役に立ちました。

今後の課題

1年間の業務経験を経て、この本の2/3ほどは身についたと言えるようになりましたが、残りのいくつかの章では復習が必要と感じる内容が残っています。

具体的には、エラーハンドリングとモジュール/クラスの高度な使い方などはもう一度サンプルコードを写して学びを深めたいと感じています。

総括

わたしは時間をかけて読みましたが、他言語に精通した方なら数日で読み終えることも可能と思います。

プログラミング言語に精通していない人でも、Rubyは初学者という人でもおすすめできる、「今年の買ってよかった本」です。